キヤノンがKAMを早期適用

ニュース
連結と個別で異なるKAMを記載
( 06頁)

2020年3月期から早期適用が始まる「監査上の主要な検討事項」(KAM:Key Audit Matters)。米国では,証券取引委員会(SEC)の規則により,大規模早期提出会社においては2019年6月30日以降に終了する事業年度から,KAMに相当するCAM(Critical Audit Matters)の適用が始まっている。そのため,日本で2018年11月に改正された監査証明府令では,SEC登録会社については2019年12月期からKAMの早期適用が可能とされた。そのような中,SEC登録会社かつ12月決算会社であるキヤノン(東一,電気機器,EY新...