JICPA手塚会長 「総会の延期・継続会開催の検討を」

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決算・監査業務の後ろ倒し踏まえ
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日本公認会計士協会(JICPA)の手塚正彦会長は4月21日,記者会見を開いた。新型コロナウイルス拡大を受け,現行制度を保ちつつ監査上の柔軟な対応を図っていくとした。また,3月期決算企業の株主総会に間に合うように監査業務を進めた場合,要員計画に影響が出たり,意見不表明などが増加するリスクがあるとして,企業に対して「株主総会の延期」または「継続会の開催」の検討を求めていく方針を示した。

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会見を行う手塚会長

手塚会長はこれまでのJICPAなど監査業界の動向を説明。3月18日に「新型コロナウイルス感染症に関連する監査上の留...