PwCアドバイザリー 4年間でESGとSDGsに関する記載が増加

テキストマイニングで有報分析
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PwCアドバイザリーは9月23日,「有価証券報告書から読み解くコーポレートガバナンスの動向―テキストマイニングによる分析―」を公表した。東証一部上場企業のうち2017年3月31日以後終了事業年度から4期連続して有価証券報告書を公表(2020年7月31日時点の公表分まで)した1,470社を対象とし,テキストマイニングによる有報分析を実施。コーポレートガバナンス関連の記載の4年間の変化として,「ESG」または「SDGs」の記載企業数の割合が2017年の2%から2020年では15%へと増加したことなどが特徴に挙げられる。

調査の背景

「『日本再興戦略』改訂2014」をきっかけに,上場企業のコーポレートガ...