●監視カメラのデータ共有

リモートワークが続くなかで，新しい業務の回し方には慣れてきたものの，日常生活との分断は案外難しく，宅急便等の対応等には苦労する。Teams等による会議でヘッドセットを付けていると，ピンポンに気づかないこともあり，また，気づいたとしても玄関に出て行けないこともある。この問題を解決するために，バッテリー式のWebカメラを設置してみた。電源コードを配線する必要がなく，Wi-Fi接続でモーションセンサーが来客を手元のスマホに知らせてくれる。

さて，この監視カメラであるが，英国Comparitech社が公表した2020年６月末のレポートhttps://www.comparitech.com/vpn-privacy/the-worlds-most-surveilled-cities/を見ると，世界全体の設置台数は７億７千万台であり，このうち54％が中国国内に設置されている。また，世界の都市ランキングでは，上位20位に中国の都市が18もランクインしている。IHS Markitレポートによると，2021年までに10億台の監視カメラが設置される見込みである。なお，このレポートで「公...