週間「適時開示」ニュース(6/28~7/4)
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2社で意見不表明(6月30日)
昭和ホールディングス(東二,アリア)は6月30日,2021年3月期の連結財務諸表に係る監査報告書および内部統制監査に係る内部統制報告書の監査意見を表明しない旨の報告書を受領したことを公表した。同社では,重要な構成単位である海外連結子会社において,損害賠償請求訴訟の判決に関連して連結財務情報の監査が継続しており,意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手できなかった。
五洋インテックス(JQ,フロンティア)も同日,2021年3月期の内部統制報告書および財務諸表の監査報告における監査意見が不表明であることを公表した。同社では,連結子会社における取引等を調査するため外部調査委員会を設置している。現時点において最終調査報告書を受領していないため,十分かつ適切な監査証拠を入手できなかった。
5社で有報の提出期限を延長(6月28日など)
7月4日までに5社が,2021年3月期有価証券報告書の提出期限の延長を公表した。
ショーエイコーポレーション(東一,EY新日本)では,2021年3月期決算作業を進めていた際に同社従業員の関与が疑われる不適切な取引が発覚した。追加的な監査...
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