東芝が会計処理問題に係る損害賠償請求訴訟で和解（７月８日）

東芝（東一，PwCあらた）は７月８日，同社の会計処理問題に関する損害賠償請求訴訟２件のうち１件で和解が成立したことを公表した。同社では，国内法人株主３名から51億478万1,395円の損害賠償を請求する訴訟が2017年３月28日に東京地方裁判所に提起され，係争中だった。当該訴訟に係る費用等を勘案し，早期解決を図るため和解することを判断。同社は原告らに対し８億2,000万円を支払い，当該訴訟を終了した。なお，当該和解に関する損失は引当計上済みであり，追加損失計上はない。

三光合成で監査人の異動（７月９日）

合成樹脂成形品の製造・販売などを手掛ける三光合成（東一）は７月９日，有限責任あずさ監査法人の退任と，アーク有限責任監査法人の就任を公表した。監査継続期間の長期化（約29年）のほか，監査工数の増加に伴う監査報酬の増額要請を契機に同社の事業規模に適した監査報酬等の妥当性について検討した結果，任期満了での交代を判断した。

カッパ・クリエイトへの告訴（７月５日）

カッパ・クリエイト（東一，トーマツ）は７月５日，同社の役員がはま寿司（以下，H社）...