週間「適時開示」ニュース(7/26~8/15)

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リログループとオロがIFRS任意適用(8月12日など)

リログループ(東一,トーマツ)とオロ(東一,あずさ)の2社が国際会計基準(IFRS)の任意適用を公表した。2022年3月期第1四半期よりリログループが,2021年12月期末よりオロがIFRSを適用する。

2社で開示すべき重要な不備(7月30日など)

8月15日までに2社が,提出した内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載があることを公表した。

ショーエイコーポレーション(東一,EY新日本)は,2021年3月期決算作業を進めていた際に営業部門の従業員の関与の疑われる不適切な取引が発覚していた。調査の結果,当該従業員による資金調達を目的とした循環取引への関与が判明。同社では,内部統制が有効に機能しなかったと判断し,2021年3月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」を記載した。

ハイアス・アンド・カンパニー(東マ,アリア)では,監査役会が受けた外部からの情報提供を契機に,複数の取締役および執行役員らが関与した不適切な会計処理が判明していた。このため,2016年3月に提出した有価証券届出書,2016年4月期から2019年4月期の有価証...