週間「適時開示」ニュース(11/8~11/14)

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2社で限定付結論の四半期レビュー報告書を受領(11月11日など)

ラサ商事(東一,八重洲)は11月11日,2022年3月期第2四半期の連結財務諸表において,限定付結論の四半期レビュー報告書を受領したことを公表した。八重洲監査法人は,前四半期と同様に持分法適用会社に係る投資有価証券2,115百万円(2020年4月1日現在)の評価の妥当性について,実地棚卸に立ち会えず,代替手続によっても検証することができなかった一方で,当該影響は重要であるが広範ではないことから,限定付結論を表明した。

昭和ホールディングス(東二,アリア)も11月12日,2022年3月期第2四半期の連結財務諸表について,限定付結論の四半期レビュー報告書を受領したことを公表した。前四半期連結財務諸表について,グループの重要な構成単位である在外連結子会社の損害賠償請求訴訟に関連して,計画した監査手続が完了しなかったため,結論不表明とされていた。監査法人アリアは,追加的手続を含めた代替的手続を実施した結果,結論不表明の原因となった持分法投資等の特定の勘定について,金額的重要性はあるが広範ではないとし,「監査の範囲の制約を除き,重要な...