KAM記載、2年目がスタート

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2021年3月期の本適用開始から2年目となる「監査上の主要な検討事項」(KAM)の記載(監査報告書)が出揃った。本誌が3月期決算2,356社の記載内容を集計・分析した。KAMとして取り上げられた項目や内容、監査対応など記載の傾向をお伝えする。初回は「KAMの有無」。2年連続で「KAMなし」とされた例や、持株会社で個別KAMがない例などがあった( 4頁 )。