お詫びと訂正

( 12頁)

本誌 No.3565 (2022年7月25日号)に掲載した「事例でわかる 実務で使える 税効果会計 第2回 繰延税金資産・負債に関する注記分析のポイント」に関し、以下の通り訂正いたします。

27~28頁における「評価性引当額」に関する説明について、個別財務諸表では「通常の減算差異の評価性引当額」と「繰越欠損金の評価性引当額」を分けて記載する必要がない旨を述べております。しかし、「『税効果会計に係る基準』の一部改正」第52項においては、重要ではない場合は、個別財務諸表における評価性引当額の内訳に関する数値情報の記載は要しないとされています。同基準第52項および4項(1)並びに31項の通り、連結・個別ともにあくまで「重要ではない場合」が内訳を記載しない条件となりますので、ご留意ください。

なお、経営財務データベース版においては、該当箇所を加筆・修正しております。