週間「適時開示」ニュース(12/26~1/8)

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2社で「開示すべき重要な不備」(12月28日)

アジアゲートホールディングス(東ス)は12月28日、2022年9月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。監査法人の監査の過程で、連結財務諸表等の作成に係る承認手続並びに記載事項の網羅性を確認する手続の整備・運用が不十分であったこと等により、複数の誤りが判明。決算・財務報告プロセスにおいて発見できなかったため、財務報告に与える影響が大きく重要性が高いと判断し、「開示すべき重要な不備」として認識した。主な要因には、「連結子会社の増加など、急激な経営環境の変化等に対して、管理部門の体制整備が追い付かなかった」ことをあげた。是正に向けて、管理体制の充実を図る。なお、再検証を行い、必要と認められた修正を反映したため、連結財務諸表等に与える影響はない。

ウェッジホールディングス(東グ、アリア)は12月28日、2022年9月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。2017年9月期の内部統制報告書から同記載があり、6期連続の記載となった。是正できなかった理由には、「捜査当局の調査手続き中である」こ...