週間「適時開示」ニュース(1/9~1/15)

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東京衡機が四半期報告書の提出期限延長(1月12日)

計測機器の開発・製造などを行う東京衡機(東ス、アリア)は1月12日、2023年2月期第3四半期報告書の提出期限の延長を公表した。同社では、商事事業に係る売上計上の一部について、取引の主体となっていない代理人取引や循環取引と疑われる金融的取引等が生じており、昨年12月9日に第三者委員会を設置。現在調査を継続している。なお、同社の監査人は昨年5月に選任されたばかりであり、疑義の対象期間はアスカ監査法人(前任)とRSM清和監査法人(前々任)が監査している。調整・引継等を含め、多くの時間を要することが想定されるため提出期限の延長申請を行い、関東財務局から承認を受けた。

また、同日、2023年2月期第3四半期決算短信の発表延期も公表している。

オークファンが調査報告書を受領(1月13日)

業者間を仲介する商品流通プラットフォーム事業などを手掛けるオークファン(東グ、アヴァンティア)は1月13日、特別調査委員会の調査報告書を受領したことを公表した。連結子会社において、経済的実態を欠く架空の商品取引の存在が複数確認されたため、特別調査委員会を設置していた。...