週間「適時開示」ニュース(2/6~2/12)

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イーエムネットジャパンと三菱マテリアルで監査人の異動(2月8日など)

インターネット広告事業を手掛けるイーエムネットジャパン(東グ)は2月8日、PwCあらた有限責任監査法人の退任と、有限責任監査法人トーマツの就任を公表した。同社がソフトバンクグループ(東プ、トーマツ)等の連結子会社であることを踏まえ、親会社と会計監査人を統一することで、一元的な連結監査体制の確保のほか、同社の監査効率化や内部管理体制の強化に資すると判断した。

三菱マテリアル(東プ)は2月10日、有限責任あずさ監査法人の退任を公表した。監査継続年数が長期にわたっており、新たな視点での監査が期待できることも踏まえ、有限責任監査法人トーマツが就任する。

ハイパーが「開示すべき重要な不備」(2月10日)

コンピュータ本体やソフトウェアを販売するハイパー(東プ)は2月10日、2021年12月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。決算業務を進める過程で、オフィスデザインの役務提供取引において不適切な売上処理が行われていた疑いがあることが判明し、特別調査委員会を設置していた。調査の結果、売上の前倒し計上、仕入...