週間「適時開示」ニュース(3/6~3/12)

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荏原製作所で監査人の異動(3月6日)

荏原製作所(東プ)は3月6日、EY新日本有限責任監査法人の退任を公表した。同社では、会計監査人が連続して10年間在任する場合は監査人の評価にかかわらず、次年度の会計監査人候補を選定するために入札を実施することとしている。検討の結果、新たに有限責任監査法人トーマツを選任する。

ビジョナリーホールディングスが決算発表延期(3月7日)

眼鏡やコンタクトレンズの販売などを行うビジョナリーホールディングス(東ス、PwCあらた)は3月7日、第三者委員会の設置と2023年4月期第3四半期決算発表の延期を公表した。同社では、昨年12月に前社長による企業価値を毀損する行為の疑いに関する情報提供を得て、外部専門家による調査を実施していた。調査の結果、業務委託先等が同社長の実質的影響力の下に経営されている、または同社取締役・執行役員の一部が出資している会社である可能性、および同社グループの利益に反する可能性のある行為が認識された。より広範かつ詳細な調査を実施するため、第三者委員会を設置する。また、事実関係の調査や連結の範囲の確定等に一定の時間を要するため、2023年4月期第3...