週間「適時開示」ニュース(9/11~9/17)

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2社で監査人の異動等(9月11日など)

プロルート丸光(東ス)は9月11日、なぎさ監査法人の退任を公表した。2020年4月から受給していた雇用調整助成金について、不正受給の疑いが発覚。監査人による監査では、特に子会社の新規事業に関してヒアリングに制約が生じ、追加資料の入手もできなかったため期限内に監査が終了せず、「意見を表明しない」旨の監査報告書を受領していた( No.3615・8頁 )。監査人(なぎさ監査法人)から「監査状況等を踏まえ監査品質の維持に必要な工数の確保が難しい」との打診を受け、協議を行った結果、監査契約の合意解約に至った。今後は、一時会計監査人を選任するため、必要な手続きを進める。

ウッドフレンズ(東ス)は9月12日、名古屋監査法人を一時会計監査人に選任したことを公表した。監査法人東海会計社から辞任通知を受領し、一時会計監査人の候補選定を行っていた( No.3616・33頁 )。監査報酬の水準等について複数の候補を比較検討した結果、事業規模に適していると判断して、名古屋監査法人を選任した。

バルニバービが分配可能額超過に関する調査を開始(9月14日)

バルニバービ(東グ、かがやき)は9...