CPAAOB 監査人の異動が前年比81件増、大手からの流出増
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公認会計士・監査審査会(CPAAOB、青木雅明会長)は7月18日、令和7年(2025年)版「モニタリングレポート」を公表した。25年6月期の監査人の異動は196件(合併を除く)。24年6月期の115件から81件増加した。22年6月期の228件から3年間連続で異動件数が減少していたが、増加に転じた。
異動増加の要因は大手監査法人から準大手監査法人・中小規模監査事務所への異動と中小間の異動の増加が挙げられる。具体的には大手の監査先純減のピークは22年6月期の140件で、そこから24年6月期の41件まで減少していたが、25年6月期は26件増の67件となった。この点、大手が監査報酬の引上げを続けているな...
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