ASBJ 「排出量取引制度に係る会計上の取扱い」を新規テーマに決定
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は8月12日の午後に開催した第553回本委員会において、「排出量取引制度に係る会計上の取扱い」をASBJの新規テーマとすることを決定した。今回のテーマは、経済産業省が提案したものだ( No.3712・2頁 )。
また、法制化された排出量取引制度の概要の理解および 実務対応報告第15号「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い」 との関係性の整理から検討を開始することも決定した。具体的な会計処理や開示に関する検討については、現在行われている経産省の小委員会の審議で制度の詳細が明らかとなった後に開始するとしている。
なお、新たに専門委員会を設置せず、実務対応専門委...
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