金融庁 セーフハーバー・ルール法制化の検討始める
有報の記載事項の整理は年明けから議論へ
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金融庁・金融審議会は8月26日、第1回ディスクロージャーワーキング・グループ(神作裕之座長)を開催した。初回会合では、非財務情報の虚偽記載等の責任に係るセーフハーバー・ルールの法制化や有価証券報告書と併せて提出する確認書の記載拡充等について議論した。事務局からは、セーフハーバーの対象を非財務情報のうちの将来情報、統制の及ばない第三者から取得した情報、見積り情報とする案などが示された。年内に報告書を取りまとめ、2026年の通常国会への法案提出を視野に入れる。有報の記載事項の整理は、年明けから本格的に議論を始める方針。 |
4つの論点について方向性を示す
初回会合では、次の事務局提案があった。
①セーフハー...
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