ミニファイル IFRS適用に関する調査
( 30頁)
金融庁は、IFRS適用上の課題を把握するため、直近(2022年第1四半期以降適用)または小規模(売上高100億円以下または従業員300人以下)でIFRSを適用した上場企業20社と監査法人、コンサル会社、システムベンダーを対象にヒアリング調査を実施し、2024年にその調査結果を公表している。
任意適用を決定した理由は、2015年の調査(IFRS適用レポート)では「経営管理への寄与」が最多であったが、今回の調査では「業績の適切な反映」が最多であり、のれんの非償却を挙げる企業が多かった。
移行準備期間についても2015年の調査と比較すると、売上高5千億円未満の企業において2年未満で移行した割合が41%か...
- 経営財務データベースで続きを読む
-
無料 お試しはこちら
すぐに使えるIDをメールでお送りします