のれんの非償却化は国内のM&Aの増加につながらないとする研究も
( 01頁)
企業会計基準委員会(ASBJ)は9月18日、第3回「のれんの非償却の導入及びのれん償却費計上区分の変更」に関する公聴会を実施した。第1回、第2回の出席者は概ね非償却化を支持していたが、今回、学識経験者として出席した宮宇地俊岳氏(追手門学院大学・教授)は、非償却化の不支持を表明。理由として「のれんの非償却化をしても、国内のM&Aが増える証拠がない」「『減損テストのみ(非償却化)』自体に、減損が入りにくい構造的な問題がある」などの実証研究の存在をあげた( 3頁 )。
- 経営財務データベースで続きを読む
-
無料 お試しはこちら
すぐに使えるIDをメールでお送りします