ASBJ 第4回「のれんに関する公聴会」を実施

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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は10月7日、第4回「のれんの非償却の導入及びのれん償却費計上区分の変更」に関する公聴会を実施した。大手監査法人に所属する監査人(パートナー)から意見を聞いた。

出席者は、東川裕樹氏(有限責任監査法人トーマツ)、加藤正英氏(PwC Japan有限責任監査法人)、阿部博氏(有限責任あずさ監査法人)、齊藤直人氏(EY新日本有限責任監査法人)の4人。のれんの償却・非償却の選択適用には反対する意見が示された一方で、未上場企業などでは選択制についても検討の余地があるとの意見もあった。具体的には、日本基準でのれん非償却を導入した場合に、米国基準やIFRSのように...