IASB 財務諸表における不確実性の報告に関する設例を公表

適時に適用することを期待
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国際会計基準審議会(IASB)は11月28日、「財務諸表における不確実性に関する開示―設例」および結論の根拠を公表した。同設例は、企業が財務諸表において不確実性の影響を報告する際にIFRS会計基準をどのように適用できるかを示すもの。7月に公表されたほぼ確定版に軽微な編集上の調整を加えたものであり、設例の内容に変更はない。IFRS会計基準の付属資料であるため発効日は設定されていないが、適時に適用することが期待されている。

6つの設例を追加

IASBが公表した「財務諸表における不確実性に関する開示」では、IFRS会計基準に次の6つの設例を追加し、企業が財務諸表において不確実性の影響を報告するために、基...