経理の1年 【ミドル編】10月

IS経理事務所 代表 葛西 一成

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はじめに

本連載では、事業会社で働く経理パーソンの1年を追っていきます。前回( No.3732・16頁 )では、親会社へ出向してからの初めての夏休みの過ごし方や、子会社時代の元上司の祖田さんとの再会、情報システム部との定例ミーティングについてのお話をお伝えしました。元上司から教わった新たなシステム導入のプロジェクトや、経理とシステムの双方に詳しい情報システム部の担当者との会話から多くの刺激を受けました。

そして今回は、第2四半期決算に向けた新たな担当業務の割り振りと、青山さんが新たに担当する単体決算業務についてお伝えします。連結決算に加えて単体決算の投資有価証券の時価評価や法人税等の計算サポートを任された青山さんは、業務の幅を広げながら経理パーソンとしての専門性を深めていきます。また、週末の飲み会での何気ない交流を通じて得た気づきや、他部署のメンバーとのつながりについてもご紹介します。

それでは、上場企業経理で着実に成長を遂げていく青山さんの1年をお楽しみください。

1.第2四半期決算の担当業務

第1四半期決算が終わったと思ったら、息つく間もなく第2四半期決算が始まります。ES電機の経理部では、次の...