経理目線による内部統制報告書の事例分析 第7回 高リスクへの対応~個別追加の業務プロセス・事業拠点の記載が具体的な好事例
Forvis Mazars Japan 有限責任監査法人 公認会計士 高田康行
1.はじめに
今回は、財務報告上のリスク(誤謬・不正リスク)の高い領域と密接に関係する場合が多い個別追加の業務プロセス・事業拠点について具体的に記載されている好事例を紹介します。
【事例f-1】Jストリーム-事業目的関連の個別追加プロセス-
【事例f-2】伊藤忠食品-利益に与える影響の重要性の観点での個別追加プロセス-
【事例f-3】関電工-トップダウン型のリスク・アプローチの有効活用-
【事例f-4】BIPROGY-経営者の関与とJ-SOXの社内浸透-
なお、【凡例】は、 第1回 を参照ください。また、本稿の意見にわたる部分は、筆者が属する法人の見解ではありません。
2.好事例を読む前に
旧Q&Aの記載例では、個別追加の業務プロセス・事業拠点を次のように示していました。
選定した重要な事業拠点にかかわらず、それ以外の事業拠点をも含めた範囲について、重要な虚偽記載の発生可能性が高く、見積りや予測を伴う重要な勘定科目に係る業務プロセスやリスクが大きい取引を行っている事業又は業務に係る業務プロセスを財務報告への影響を勘案して重要性の大きい業務プロセスとして評価対象に追加して...
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