ASBJ 購入排出枠の売却、一律処理と目的別処理で意見割れる

排出枠の売却と引当金の会計処理を検討
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は5月20日、第177回実務対応専門委員会を開催した。当日は排出量取引制度における排出枠の売却と引当金の会計処理を検討。購入枠の売却時の処理をめぐって、一律案と目的別案で意見が分かれた。

保有義務の充足以外で取引する可能性を検討

排出量取引制度では、国から排出枠が無償で割り当てられ、対象事業者は排出実績量と同量の排出枠の保有義務が課せられる。保有義務の充足に際し、排出枠の不足分は市場等で購入でき、余剰分は売却か翌年度に繰越しできる。

同委員会では、これまで無償・有償いずれの排出枠も保有義務の充足のみを目的とし、売却時に損益計上しないとしていた。だが、購入...