<IFRS COLUMN>暖簾に腕押し 第164回 失われた40年(16)
国際会計基準審議会(IASB)前理事 鶯地 隆継
箱根駅伝
少し気が早いが、お正月の定番番組に箱根駅伝中継がある。1月2日と3日の午前中は基本的に駅伝中継にチャンネルを合わせている。以前は年賀状の確認や初詣の合間にチラチラとテレビを観るだけだったのだが、最近ではスタート前からテレビの前に貼り付いて、1月3日に最終ランナーが大手町に帰ってくるまで、ずっと観戦する習慣がついてしまった。そうなってしまった理由の1つが、筆者が教鞭を執っている青山学院大学が強いからだ。青山学院大学は現在3連覇中である。しかも、2015年に初優勝して以来、12回の大会のうち9回優勝している。
箱根駅伝は全国に実況中継される。2026年に開催された第102回箱根駅伝の平均世帯視聴率(関東地区・ビデオリサーチ調べ)は、往路が28.5%、復路が30.2%、往復平均は29.4%で紅白歌合戦並みの視聴率となっている。視聴率は地区ごとにしか出ないが、関東地区以外でも概ね同様の視聴率となっている。箱根駅伝を主催しているのは、関東学生陸上競技連盟であるので、箱根駅伝は関東地方で開催される一地方大会に過ぎない。にもかかわらず、何故全国レベルでこれだけの視聴率を稼ぐことができるのだろう...
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