欠損金の繰越控除制度・控除額の制限に伴い繰越期間の延長～控除制限されない中小企業も繰越期間は延長に
2011/01/24 0:00
- 週刊＿税務通信
平成２３年度税制改正大綱では、欠損金の繰越控除制度について、控除額の制限の導入と繰越期間の延長が盛り込まれる。
控除額の制限は大企業に適用され、中小企業は従来どおりだが、繰越期間の延長については大企業だけでなく、中小企業にも適用されるとのことだ。
平成２１事務年度の法人の申告事績では、２８０万弱の法人のうち欠損金控除後の黒字申告割合が２５.５％、欠損金控除前の黒字申告割合が４６.３％と、２０.８％の法人が同制度を使って課税されずに済んでいることから、今回の改正は影響が大きいといえる。
控除額の制限は大企業に適用され、中小企業は従来どおりだが、繰越期間の延長については大企業だけでなく、中小企業にも適用されるとのことだ。
平成２１事務年度の法人の申告事績では、２８０万弱の法人のうち欠損金控除後の黒字申告割合が２５.５％、欠損金控除前の黒字申告割合が４６.３％と、２０.８％の法人が同制度を使って課税されずに済んでいることから、今回の改正は影響が大きいといえる。
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No.3148
12頁に「詳細記事」掲載
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