当期純利益の表示方法見直しと「1計算書」

 企業会計基準委員会が1月11日付けで公表した「企業結合に関する会計基準」および関連基準等の改正案では、少数株主持分の取扱いの変更に関連し、連結財務諸表上、当期純利益に少数株主損益を含め、現行の当期純利益を「親会社株主に帰属する当期純利益」とする提案を行っている。先週号では、2計算書方式による表示例を掲載したが、1計算書方式では、現行の当期純利益(改正後は「親会社株主に帰属する当期純利益」)の見え方が大きく変わってくるので注意が必要だ。改正案(企業会計基準公開草案第54号「包括利益の表示に関する会計基準(案)」)で示された記載例をみると、「親会社株主に帰属する当期純利益」は、当期純利益(現行の「少数株主損益調整前当期純利益」)の内訳として配置されている。
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