ASBJ リース借手の費用配分、IFRS第16号と同じ単一モデルを採用か

企業会計基準委員会(ASBJ)は1月27日、第90回リース会計専門委員会を開催した。同専門委員会では、「すべてのリースについて資産及び負債を認識する会計基準」の開発に関する検討を進めている。IFRS第16号等の考え方を取り入れ、オペレーティング・リースでも資産・負債計上する方向だ。今回の審議では、借手の費用配分について「IFRS第16号の単一モデルを基礎としてリース会計基準の改正を進める」こと、IFRS第16号と整合性を図る程度については「IFRS第16号の主要な定めのみを採り入れたうえで、実務に配慮した方策を追加的に検討する」等の事務局案が出された。

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