包括利益表示は組替調整額の注記に留意

 平成24年3月期は新たに適用される基準が少ない。とはいえ、昨年3月期の年度末の連結財務諸表から適用されている「包括利益の表示に関する会計基準」については、「組替調整額」(注記)への対応を迫られている。これは、「実務負担を考慮」した経過措置であったため、同注記を留意事項として指摘する専門家も多い。そこで、本誌では従来の会計処理や開示と異なる点を再度確認した。