金融商品減損会計で公開草案に補足

 国際会計基準審議会(IASB)は1月31日、公開草案「金融商品:償却原価及び減損」(2009年11月公表)への「補足」文書を公表した。公開草案は、IASBが3段階で進めている金融商品会計基準の置き換えプロジェクトの第2段にあたる。金融資産の減損会計処理を、現在採用している「発生損失モデル」から「予想損失モデル」へと変える提案で、抜本的な見直しと見られている。草案公表後、実務対応上の問題点などが複数指摘されており、31日の補足文書はこうした指摘の一部に対応している。同時に、米国財務会計基準審議会(FASB)が公表している金融商品会計基準案の減損会計部分との調整も図った。そのため、文書はIASBとFASBとの共同提案の形をとった。