米国SEC、IFRSを「組込導入」の方向へ

 2月20~21日の両日、ロンドンで開かれたIFRS諮問委員会で、米国証券取引委員会(SEC)から米国における国際会計基準(IFRS)の利用に関してきわめて前向きな発言があった。我が国における一部の報道では、米国でのIFRS適用に関するSECの決定が本年に延期されたことをもって、アメリカがIFRSに対して消極的な姿勢を示していると受け止める向きもあったが、会議の席上においてSEC主任会計士であるジム・クローカー氏はこうした見方を否定するとともに、SECのIFRSに対する積極的支持を再確認した。また、いまだ検討段階にあるものの、今後の米国におけるIFRSの導入に向け、SECが考える方向性についての説明がなされた。