本年9月開始の共通報告基準に基づいた金融口座情報の自動的交換に期待~G20ドイツ/財務大臣・中央銀行総裁会議

2017年3月17、18日にドイツ・バーデン=バーデンにて、20か国財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。

声明では、「税源浸食と利益移転(BEPS)」パッケージの実施に引き続きコミットするとし、昨年6月京都会合での「BEPS包摂的枠組み」への参加の拡大を歓迎し、関係・関心のある全ての国・法域に参加を奨励するとしています。

そのほか、BEPS関係では、OECDが2017年7月のG20サミットまでに、4つのミニマム・スタンダード(国別報告事項、紛争解決メカニズムの効率化、条約の濫用防止、有害税制への対抗)を含むBEPS実施の進捗についての報告することを求めるとしています。

また、自動的情報交換関係では、2017年9月から開始するOECDの共通報告基準(CRS)に基づいた金融口座情報の初回の自動的交換に期待するとし、「全ての法域に対し税務行政執行共助条約に署名し、これを批准するよう求め、共通報告基準の実施に未だコミットしていない金融センターを含む全ての関係法域が遅滞なく実施しコミットすること、及び、遅くとも2018年9月から共通報告基準に基づく交換を開始するための国内法制の導入を含む必要な全ての行動をとることを求める」としています。

※財務省「20か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)(2017年3月17-18日 於:ドイツ・バーデン=バーデン)」(財務省HPへ移動します)

提供元:kokusaizeimu.com