2021/03/29 11:50
本誌調査では、2020年の監査人交代件数は142件だった(No.3497・5頁)。交代理由などの分析は既報の通り。近年は各社に実質的な交代理由の記載が求められており、適時開示からもその傾向が読み取れる。加えて理由だけではなく、後任の監査人の評価・選定に関する基準に則って検討した旨を開示する例、10年ごとに深度ある検討を行う「再評価制度」を導入した旨を開示する例も出てきた。監査人評価の内容・手法を具体的に公表した先行的なケースといえそうだ。
本誌関連ページ
No.3500
6頁に「詳細記事」掲載