ASBJ 第1・3四半期CFは省略可能に

 企業会計基準委員会は3月25日、改正「四半期財務諸表に関する会計基準及び適用指針」を公表した。今回の改正は、四半期報告の簡素化を図るもの。主なポイントは、次の3つ。(1)第1・第3四半期キャッシュ・フロー計算書は省略可能にした。省略する場合は、期首からの累計期間に係る減価償却費及びのれんの償却額の注記が必要となる。(2)四半期損益計算書及び四半期包括利益計算書(または四半期損益及び包括利益計算書)について、四半期会計期間(3か月)の情報は任意開示にした。(3)注記を簡素化。1株当たり純資産額、ストック・オプション、資産除去債務、賃貸等不動産等の注記を不要とした。適用は、本年4月1日以後開始する連結会計年度及び事業年度の第1四半期会計期間から。
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