IFRS財団本部のあるロンドンで4月8~9日の二日間、会計基準アドバイザリー・フォーラム(ASAF)の第1回会議が開催された。初日の8日は、最初に国際会計基準審議会(IASB)とASAFのメンバーらが「共同の覚書」(MoU)に署名した。会議で最初の議題になったのは「概念フレームワーク」。2日間の議論の中で、約8時間に渡り話し合われた。ASAFは、IFRSを開発するIASBに対して技術的な助言を行う機関で、世界各国・地域の基準設定主体等で構成される。今年3月にメンバーが決定、日本からは企業会計基準委員会(ASBJ)が選定された。