ノルウエーとロシアがMLIを批准~IBFD Tax News Servic

5月2日付けでIBFD Tax News Service が伝えたところによると、ノルウエーとロシアの両国が、BEPS防止措置実施条約(the Multilateral Convention to Implement Tax Treaty Related Measures to Prevent BEPS :MLI)を批准しました。

MLIは、署名各国の国内手続きによる承認・批准を経て、OECDに批准書を寄託した日の翌月から3か月経過日(4か月目の月初)に自動発効します。

日本は、本年1月1日に発効済みで、二国間租税条約を締結している70カ国・地域のうち、ノルウエーを含む39か国・地域をMLIの対象国としています(ロシアは現時点では対象外)。このうちアイルランド、イスラエル、英国、オーストラリア、シンガポール、スウェーデン、スロバキア、ニュージーランド、フランス、ポーランドの10カ国との二国間租税条約が相手国においても発効済みであることから、改正されています。

今後、相手国での発効を待って、日ーフィンランド条約は来月6月1日、日ーオランダ条約は7月1日に、それぞれ改正の運びとなります。

※財務省HP「BEPS防止措置実施条約に関する資料」 

提供元:kokusaizeimu.com

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