特殊支配同族会社関係の申告ケーススタディ第3回~合算対象給与特例は他社での状況も提出

 まもなく3月決算法人が申告期限を迎える。例年,実務家泣かせの特殊支配同族会社関係の申告書作成であるが,本誌では,今回もツール等の提供で申告実務のお手伝いをさせていただいている。

 ケーススタディの第3弾では,オーナー社長が複数の特殊支配同族会社で業務主宰役員となっている場合の「合算対象給与特例」を適用する場合の申告書の書き方を取り上げる。同特例では,対象会社等に要件があるほか,申告においては,別表14(1)と同付表のほか,「特例計算明細書」と「合算対象となる他の特殊支配同族会社における業務主宰役員給与の支給状況等を証した書類」とを提出する必要がある。

 今回は,事例に基づいて,これらの提出書類の記載方法も併せて留意点を紹介する。なお,Webで提供している特例の明細書の作成ツールは,提出書類の作成にも対応しているので併せてご活用いただきたい。
  • PRESSLINKS230921

  • 通信DB インボイス制度関連記事特集

  • 官公庁公表資料リンク集

  • 税務通信テキスト講座

  • 図解でわかる!インボイス制度(11/30まで掲載)

  • 税務通信電子版(アプリ)

  • 経営財務電子版(アプリ)

  • まんが

  • ついった

  • メールマガジン