貿易・サービス収支は黒字転換、国内への資金還流は配当・利子等が主流~財務省・平成28年度国際収支(速報)

財務省は、このほど「平成28度中 国際収支状況(速報)の概要」(※財務省HPへのリンク)を取りまとめ公表しました。

それによると、実体取引に伴う収支状況を示す「貿易収支及びサービス収支の合計」は、前年度比5兆2,826億円増の4兆2,596億円と黒字に転換しました。これは、原油安などにより輸入が10%(約8,000億円)減少したことなどによるものと見られます。

一方、対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す「第一次所得収支」は、前年度比2兆8,607億円 の減少となったものの、総額では貿易・サービス収支のおよそ4倍強の18兆356億円にのぼっており、日本企業の海外での製造・販売(いわゆる外―外取引)が進む中、配当等による資金還流が主流となっている実情がうかがえます。

※用語の解説はこちら(※財務省HPへのリンク)

提供元:kokusaizeimu.com

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