2017/05/16 16:10
2017年5月12-13日にイタリア・バーリにおいて、7か国財務大臣・中央銀行総裁会議が行われました。
国際課税については、これまでどおり、BEPS(税源浸食と利益移転)パッケージの適時の、一貫した、広範な実施について確認されました。
また、BEPS15「多数国間協定」は、BEPSの措置を可能な限り迅速かつ一貫性のある方法で、既存の二国間・地域租税条約に導入することを目指すものです。
声明では、2017年6月7日に行われる「BEPS防止に向けた租税条約に関する措置実施の数国間条約」の第1回署名式に期待するとしています。
また、CRSに基づく金融口座情報の自動的情報交換については、全ての金融センターを含む全ての関係国・地域が遅滞なくコミットすることを求めています。
※財務省「7か国財務大臣・中央銀行総裁会議声明(仮訳)(2017年5月12-13日 於:イタリア・バーリ)」
提供元:kokusaizeimu.com