IFRS適用会社がじわり増加してきた。4月26日には、SBIホールディングス、アンリツ、マネックスグループの3社が2013年3月期からの任意適用を表明。また、5月11日には武田薬品工業も2014年3月期(目標)にIFRSへ移行することを明らかにした。既に任意適用、又は任意適用を表明した6社(日本電波工業、HOYA、住友商事、日本板硝子、日本たばこ産業、DeNA)に上記の4社を加えるとIFRS適用会社はようやく10社を数えることになる。また、任意適用ではないものの、自主適用、米国上場、Form F-4によりIFRSに基づく財務諸表を作成した会社が6社あることが本誌の調査で明らかになった。