所得税の申告者数は過去最高の2,362万人~9年連続更新~平成19年分の所得税、消費税、贈与税の確定申告状況

 国税庁が5月23日公表した平成19年分の所得税、消費税及び贈与税の確定申告状況によると、所得税の確定申告者数は前年比0.5%増の2,361万6,000人と9年連続で過去最高を更新した。このうち納税者数は同5.6%減の776万9,000人、所得金額は同2.4%減の43兆2,622億円といずれも減少したが、定率減税廃止等の効果で申告納税額は2兆9,987億円と前年に比べ3.5%伸びた。

 医療費控除などによる還付申告の申告者数については同3.6%増の1,269万2,000人と過去最高だった。また、個人事業者の消費税の申告件数は同4.7%減の145万5,000件、納税申告額は同4.5%減の4,597億円で、ともに前年を下回った。贈与税については、相続時精算課税の申告者数が同7.2%増の8万9,000人と伸びたものの、贈与税全体の申告者数は同3.7%減の38万2,000人、申告納税額は同9.9%減の1,060億円といずれも減少した。

 インターネットを通じたe-Tax(国税電子申告・納税システム)の利用状況については、所得税の利用件数が前年比7.4倍の363万4,000件、個人事業者の消費税が同2.8倍の28万7,000件と大きく伸びており、全体の申告件数を押し上げる形となった。