企業会計基準委員会は6月3日、第57回リース会計専門委員会を開催した。今回の審議では、国際会計基準審議会と米国財務会計基準審議会が5月16日に公表したリース再公開草案について、事務局から概要の説明が行われている。次回開催は6月25日の予定している。再公開草案では、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースを区別せず、借手はすべてのリースから生じる資産および負債を貸借対照表に計上することを提案している。不動産のリースと不動産以外のリースでは会計処理が異なり、不動産のリースでは定額費用計上を行うが、不動産以外のリースでは前倒しで費用計上する。