3月期有報の提出始まる KAMの早期適用も

 新型コロナウイルス感染症の影響下で行われることとなった、2020年3月期の決算。一時は定時株主総会の開催が危ぶまれたが、多くの会社が6月中の開催を予定している。そのような中、6月15日までに15社が有価証券報告書を提出(総会前提出4社を含む)。追加情報における新型コロナの影響の開示のみならず、強制適用が始まった「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」等に関する記述情報の開示拡充や、早期適用が始まった監査上の主要な検討事項(KAM)も注目される。KAMの早期適用事例は1社あった。

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