長期保有目的の外国上場株の評価損計上 期末時価は外貨建てベースで５０％要件を判定
2012/06/25 0:00
- 週刊＿税務通信
外国上場株を長期保有目的で所有する企業の中には、昨今の円高株安の影響で含み損を抱えるケースがある。この場合、評価損の計上を検討することもあるだろう。
上場株式等の評価損については、（１）期末時価が帳簿価額のおおむね５０％相当額を下回り、かつ、（２）近い将来その価額の回復が見込まれないことを要件としているが、このうち（１）の５０％要件については、外貨ベースで判定する。
たとえ、円換算後の金額ベースで５０％要件をクリアしても、外貨ベースで５０％をクリアしていないのであれば、評価損の計上は認められないので留意されたい。
上場株式等の評価損については、（１）期末時価が帳簿価額のおおむね５０％相当額を下回り、かつ、（２）近い将来その価額の回復が見込まれないことを要件としているが、このうち（１）の５０％要件については、外貨ベースで判定する。
たとえ、円換算後の金額ベースで５０％要件をクリアしても、外貨ベースで５０％をクリアしていないのであれば、評価損の計上は認められないので留意されたい。
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No.3218
4頁に「詳細記事」掲載
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