企業会計基準委員会は、8月6日の第49回実務対応専門委員会で、実務対応報告第18号「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」における“修正を要する在外子会社の会計処理”に追加する項目の検討を行った。(1)資本性金融商品のOCIオプションに関するノンリサイクリング処理、(2)金融負債の公正価値オプションにおけるノンリサイクリング処理、(3)非上場株式の公正価値測定が候補とされていたが、「在外子会社レベルで保有する非上場株式は、一般的に金額的重要性が低い」として、(3)は候補から除外された。本年秋頃には公開草案が公表されるもようだ。