本誌調査 KAM早期適用 開示事例の分析

 監査上の主要な検討事項(KAM)の早期適用に関する事例を、前号に引き続いて分析する。第1回(No.3465・2頁)~第5回(No.3469・2頁)は、6月30日までに提出された有価証券報告書に添付された監査報告書を調査対象とし、早期適用会社数を計45社としていた(45社の一覧はNo.3465・4頁に記載)。今回は、7月1日~8月15日に早期適用した2社を調査。オリンパス(精密機器、EY新日本、IFRS)と日立建機(機械、EY新日本、IFRS)が加わり、早期適用会社数は47社となった。

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