コンバージェンスと税制

 米国証券取引委員会(SEC)が、米国上場企業に対する国際財務報告基準(IFRS)の適用に関するロードマップ案公表を決議したことで、会計基準の国際的な統合を巡る議論が加速しそう。コンバージェンスに向けた取り組みのなかで、日本で取り上げられる問題の一つが「税制」との関係。コンバージェンスが進むほど、企業の「税負担は増加」、「実務負担も増大」といった懸念があるようだ。今後、税制と会計の関係が注目を集めることになりそうだ。
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