老人ホーム入所前に親族宅へ“転居”した場合の小規模宅地特例の適用の可否

 特別養護老人ホームへの入所については、入所を待つ者が多く、入所を待つ間、親族等の家で世話になるため“転居”するケースがある。

 小規模宅地特例では、老人ホーム入所の直前に被相続人が居住していた宅地等でも対象になるとされたが、転居して親族等の家に居住していた場合には、被相続人がそれまで居住していた自宅の宅地は特例の対象外となる。

 実際に被相続人宅に転居、いわば生活の本拠が自宅から親族等の家に移っていたといえるか否かは事実認定となる。
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