国税庁はこのほど、平成18事務年度(平成18年7月から平成19年6月)における所得税及び消費税(個人事業者)の調査等の状況について公表した。
平成18事務年度の所得税の調査等の総件数は79万4,956件で、そのうち申告漏れ等の非違件数は57万4,785件、申告漏れ所得金額は9,166億円、追徴税額は1,243億円であった。
また、最近話題のFX取引については、調査1件当たりの申告漏れ所得金額は2,176万円と、所得税の特別・一般調査の1件当たりの金額846万円の2.6倍で、1件当たりの追徴税額もFX取引が533万円と、所得税の特別・一般調査の158万円の3.4倍という結果になった。